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2024.09.18
手荷物の整理整頓が苦手で、籐カゴに乱雑に荷物を入れていたジェーン・バーキンと、当時エルメスの会長であったジャン=ルイ・デュマの邂逅からバーキンが誕生したと言われています。
当時子育て中だったジェーン・バーキンは、自分が使いやすいバッグが欲しい事を、偶然機内で隣になったエルメスの会長であるジャン=ルイ・デュマに話しました。彼はその願いを引き受けて、エルメスのバッグの原形と呼ばれているオータクロアをサイズ変更しカジュアルに仕上げることでバーキンが誕生しました。オータクロアは正方形ですがバーキンは横長になっており、より荷物が入れやすい仕様です。
バッグの開口部はフラップで開け閉め出来て、サイドはマチ構造になっております。ベルトを外して全開にすれば、底の部分まで確認出来る視認性の高さはエレガントでありながら機能的です。ベルトを絞れば中に入れた荷物は散らばりませんし、荷物が多い時はベルトの調整で見た目よりも多くの荷物が入る機能的な構造をしています。
バーキンには外縫いと内縫いがあり、セリエと呼ばれる外縫いのモデルはステッチが表に出てエレガントになりますが、内縫いのモデルはカジュアルなトートバッグに似ています。サイドの部分はマチになっており、底へ行くほど広がった構造なので安定感も抜群なのが美しさと使いやすさを両立しています。コーディネートやシーンによって使い分けることができるのもバーキンの魅力です。