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コラム詳細

今後の金の価値を考えるうえでのポイント

2024.09.25

今後、金の価値はどのように変化していくのでしょうか。金の価値を考えるうえで知っておきたい5つのポイントを解説します。

■資産としての安定性

金が高い評価を得る要因の一つは、価値の安定性が高いことにあります。

株式の場合、投資先の企業の業績が悪化したり企業が倒産したりすれば、価値がゼロになってしまう可能性があります。しかし、実物資産である金は価値がゼロになることはありません。この特性から、世界情勢への大きな不安が漂う昨今、金はその評価を高め続けています。

投資家たちは投資益を最大限高めるだけでなく、可能な限り損を減らすことを重視して投資を実行します。リスクヘッジが必要になったとき、頼りになるのが金です。金は今も昔も投資家たちが株式で背負った損失を相殺してきました。いつ株式の価値が急速に下落するかわからない今、金の保有が心に余裕をもたらしてくれるでしょう。

■希少性の高さ

金はいわゆる「レアメタル」と呼ばれる金属です。銀やプラチナ、パラジウムなどもこのレアメタルにあたり、レアメタルは、絶対量が少なく採掘や精錬に必要なコストが高い金属を指します。

金は宝飾用や工業用以外にも、各国の中央銀行において外貨準備用としても保有されています。2018年には中央銀行などの公的機関によって購入された金の量が、1971年以降で最大になりました。近年、これまで積極的に金を保有していなかった国も金の購入をすすめており、公的機関でも金需要が高まっているのです。

現在、世界で流通している金の総量は、50mプール4杯分にも満たないといわれており、金の埋蔵量は5t程度だとされています。レアメタルである金は、今後、大きく供給量が増えることはありません。供給量が少ない一方、需要が増える可能性のある金は、非常に希少性の高い金属だといえます。

■世界情勢の変化

世界情勢の変化も、金の価値に大きく影響を与えます。金の保有は起こり得るあらゆる事態へのリスクヘッジになるため、金は不安定な世界情勢が続いているときに、需要が高まります。

実際に、アメリカでリーマンショックが起きた際、投資家は「有事には金」であると強く認識し始め、金を保有しようとする投資家が増加しました。リーマンショック後の数々の有事を経て、現在はコロナショックとウクライナショックの影響で、金の買取価格は2023年の12月には過去最高値の1万円台を記録しています。

世界情勢への不安を抱えれば抱えるほど、金を保有しようと考える人は増えます。先述のとおり、希少性の高い金の供給量が劇的に増えることはまずありません。少ない供給に比して需要が大きく高まれば、金の価値は必然的に上昇するでしょう。

長期的な視野で見ると、金相場は多少の価格変動を繰り返しながらも、上昇傾向を維持する可能性が高くなっています。金の価格を予想するなら、金相場をとりまく世界情勢の変化にも注視する必要があるといえるでしょう。

■工業用途需要の増大

金は、スマートフォンや家電製品等の電子機器、医療機器などあらゆる製品に使用されています。工業用途は金需要の一部に過ぎませんが、新たな製品の開発やテクノロジーの進歩によって、今後需要の増大をもたらす可能性があるでしょう。

金は展性・延性に非常に優れており、加工がしやすく、最も薄く伸ばすことのできる金属だといわれています。これらの優れた性質が必要な製品が考案されるほど、金の工業用途需要も高まっていくと予想されます。

加工技術が進歩すれば工業分野でも金需要が高まり、結果として金の価値をさらに押し上げることになるでしょう。

■新興国の台頭による投資人口の増大

急速に経済成長を続けている新興国の存在も、金需要を押し上げる要因の一つです。

特にインドは世界最大の金消費国といわれており、今後の数十年の間に最も経済成長する国だと見込まれています。インドの経済成長が現実のものとなれば、中間層人口は全人口の7割を超える可能性もあるため、金の世界最大級の市場にまで成り上がる可能性もあるでしょう。

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金ブランド時計切手古銭高額買取おたからや梅津店
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