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2024.12.11
「エルメスのスカーフといえばブリッド・ドゥ・ガラ」と言っても過言ではないほどの支持を得た伝説のスカーフです。
その人気ぶりは、世界一売れたスカーフとしてギネスブックに掲載されたほど。
このスカーフは、エルメス定番のスカーフである「カレ」を世に生み出したロベール・デュマにより発案され、ユーゴ・グリッカーがデザインを手がけました。
描かれているのはメキシコの皇帝・マクシミリアンⅡ世が注文した式典用馬勒(ばろく)です。馬勒とは、馬の頭に着けるおもがいを指します。
エルメスは高級馬具の販売から歴史の幕を上げたブランドであることから、このブリッド・ドゥ・ガラはエルメスの歴史を象徴するデザインです。
「船乗りのタトゥー・バンダナ」と名付けられたこのスカーフには、海神ネプチューンの馬やヘラクレスの柱などが描かれ、神秘的な海の世界を表現しています。
船乗りにとって、タトゥーはお守りでもあり、遭難した際に自分を特定するために必要なものでもありました。
この美しいスカーフを眺めていると、ロバート・L・スティーヴンソンの小説『宝島』の世界に思いを馳せたくなるでしょう。
近年には新作デザインも発売され、エルメスでも人気を誇るスカーフです。
「アルネ・ドゥ・クール」は、建築家兼装飾家として活躍したフォンティーヌとペルシエにより生み出されたデザインです。
その始まりは1804年に遡り、現在もエミール・エルメス・コレクションに大切に所蔵されています。
2024年春夏コレクションでは、これまでにもエルメスのデザインを手掛けた野村大輔氏により、新たなコレクションが発表されました。
新たなデザインでは、2頭の馬が夢のように美しい馬具を身に着け、カップルとして寄り添う様子が描かれています。
「エルメス・フラッグシップ」は、エルメスのデザイナーとして活躍したディミトリ・リバルチェンコが、自身の視点から船舶を描いた美しいスカーフです。
船の胴体にはエルメスのショーウィンドウが描かれ、まるでエルメスというブランドが大海原を旅するようにも見えます。
船が進む様をギリシャ神話の神々が見守り、その旅が明るいものであることが伝わるでしょう。
スカーフを広げたときに見える堂々とした帆の勇ましさ、デザインの美しさは身に着ける人に勇気を与えてくれます。
「24番地のミステリー」は、イギリス出身のデザイナー、ジョナサン・バートンが1950年代のサスペンス映画から着想を得て作り上げたスカーフです。
エルメス初の店舗、フォーブル・サントノーレ24番地が誰かに荒らされたような様子が描かれ、周囲には謎めいた「24」の文字が散りばめられています。
犯人探しを連想させるユニークなデザインが物語性を感じさせ、多くの人々を惹きつけています。サスペンス映画を思わせる独創性が評価され、今後も高い人気が期待されています。