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2025.04.09
エメラルドと翡翠は、どちらも高級宝石として知られていますが、その価値を決定する要素は異なります。今回は、エメラルドと翡翠の価値の決め手となるポイントを解説しながら、どちらが高価なのかを比較します。
エメラルドの価値を決める要素は主に以下の3つです。
色:鮮やかで深い緑色ほど価値が高い。特にコロンビア産のエメラルドは高評価。
透明度:内包物が少なく透明度が高いものほど価値が高い。
カットの品質:適切なカットが施されていると、輝きが増し価値が上がる。
市場では、高品質のエメラルドは1カラットあたり数十万円から数百万円の価格で取引されることもあります。
翡翠の価値を決める要素もエメラルドと同様にいくつかあります。
色:最も価値が高いのは「インペリアルジェイド」と呼ばれる鮮やかな緑色。
透明度:半透明または透明感のあるものほど価値が上がる。
質感:滑らかで美しい質感を持つものが評価される。
特にミャンマー産の最高級翡翠は、オークションで数千万円以上の値がつくこともあります。
一般的に、トップクラスのエメラルドと翡翠を比較すると、翡翠の最高級品のほうがより高価になる傾向があります。特に中国市場では翡翠の需要が高く、価格が上昇しています。
項目 | エメラルド | 翡翠 |
---|---|---|
価値の決め手 | 色・透明度・カット | 色・透明度・質感 |
最高級品の価格 | 数百万〜数千万円 | 数千万〜数億円 |
主な産地 | コロンビア、ブラジル | ミャンマー、日本 |
エメラルドは、華やかでゴージャスな輝きを求める方に適しています。一方、翡翠は耐久性があり、文化的な価値も兼ね備えているため、資産価値を重視する方におすすめです。
次回は「エメラルドと翡翠、どちらを選ぶべき?用途別おすすめガイド」をお届けします!