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2025.06.18
天然石を売るとき、「この石はいくらになるの?」「どうやって価値が決まるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、天然石の買取査定で見られるポイントや、知っておくべき注意点について、買取店の視点からわかりやすく解説します。
天然石の価値は、いくつかの基準で総合的に判断されます。主に以下の5つのポイントが査定の決め手になります。
まず最も重要なのが「何の天然石か?」という点です。
エメラルド・ルビー・サファイア・翡翠などの希少性が高い石種は高値がつきやすく、水晶やアゲートなどの比較的流通量が多い石はやや相場が安定しています。
天然石は「色の美しさ」と「透明感」が命です。
たとえば、エメラルドなら深みのある鮮やかな緑、ルビーなら濃くて鮮やかな赤が高評価。
同じ種類でも色味や濃さで価値が大きく変わります。
天然石には自然にできた傷や内包物(インクルージョン)が含まれていることがあります。
ただし、エメラルドのように多少の内包物があっても価値が落ちにくい石種もあります。
肉眼で目立つ傷があるとマイナス査定になることが多いため、保管状態も重要です。
宝石として加工された天然石の場合、カットの美しさやバランスも評価対象となります。
特にラウンドブリリアントカットやエメラルドカットなど、光を美しく反射する仕上がりは高評価に繋がります。
同じ種類でも、大きな石ほど価値は上がります。
ただし、大きくても色や透明度が悪ければ評価は下がるので、サイズと品質のバランスが大切です。
買取に出す前に、以下のポイントをチェックしておくと、スムーズに正当な価格での査定につながります。
天然石の種類や真贋を証明する「鑑別書」があると、査定額にプラス評価されます。
とくに高価な宝石類を売る際には必ず用意しましょう。
汚れや傷があると減額対象に。可能であれば柔らかい布で軽く拭き、丁寧に持ち込みましょう。
ただし無理に磨いたり、洗剤を使うのはNGです。
鑑別書のほか、箱・保証書・購入時のレシートなどがあれば一緒に持参しましょう。ブランドのジュエリーであれば、付属品によっては大きく評価が上がることもあります。
天然石は、見た目だけで正確な価値を判断するのが難しいため、信頼できる買取専門店に査定を依頼することが重要です。
安く買い叩かれたり、合成石と混同されたりするリスクを防ぐには、宝石・天然石に詳しいプロに相談しましょう。
天然石の査定は、種類・色・透明度・サイズ・状態など複数の視点から総合的に行われます。
査定前には、石の情報や状態をしっかり確認し、信頼できるお店を選ぶことが大切です。
次回のコラムでは、「天然石を高く売るコツ」や「売却のタイミング」など、実際に売る際のテクニックを詳しくご紹介します!
当店は京都府を中心とした買取専門店・リサイクルショップとして、京都市右京区、京都市全域や近隣地域の方々から買取相談でのご来店を頂いております。これからもおたからや梅津店にお任せください!
次回「天然石を高く売るコツとは?買取前にできる3つのポイント」もお楽しみに!